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私のカメラ 第四回 ニコンF100

実は今日近所のアカボシゴマダラの春型の撮影に行ってきました。高いところを飛んでいて時々畑に降りてくる時がチャンスです。まぁ、そのチャンス自体が少ないので数カットしか撮影できませんでしたが。現像に出しにいけなかったので、明日以降うまく撮れていたら公開したいと思います。他にも数ポイント近所にありますが低いところに降りてくるのはここか裏山位で中々機会がありません。

せめて望遠レンズがあればと思う日々が続いています。シグマの150㎜かニコンの300㎜F4の購入を考えています。使用している方が居ましたら使用感など教えてください。購入の参考にしたいと思います。

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ニコンF100+トキナー90㎜F2.5 GR-D F4 AE ストロボ 

さて第四回はニコンF100です。
初めて購入したカメラというのが冨士の一眼タイプデジカメでした。就職活動中の身で採集に行けなかった自分を紛らわせるために購入したのだが撮影してみると以外に面白い。パソコンの画面で見てみると近所の身近な種類でも新しい発見があり撮影の魅力にはまっていった。その頃にはもっと撮影を上手くなりたくてカメラ雑誌や撮影技術の本を読み漁った。撮影していくうちにこのカメラの能力の限界を知り一眼レフカメラが欲しくなった。

その頃のデジ一と言ったらニコンはD100が現役キャノンは10Dが現役の頃でまだE-1は出ていなかったような気がする。当時の自分にはこの価格のデジ一はかなり大きな出費で貯金も足りなかった。

だが同じ売り場にあったニコンF100を触ってみてビックリした。グリップの感触、同じ一眼とは思えないファインダーの良さ、そしてシャッター音その魅力に圧倒されデジ一の事など忘れこのカメラが欲しくなった。まぁ、それでも貯金が足りず買えなかったので就職までの期間かなり焦らされる思いをした。

就職して一ヵ月後初給料が出た。その週の週末早速カメラ屋に向かった。その日の帰りにはF100とタムロン90㎜が袋に入っていた。

嬉しくて何度も空シャッターを切ったけ・・・・

さて実際の撮影はネガフィルムで撮影した確か冨士のISO400のやつ。露出の知識もピント合わせの技術も無いのに色々やったものである。その頃のカットがこれ。
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ベニシジミの飛翔 F100 タムロン90㎜ F5.6 AE フジISO400
その後リバーサルフィルムの存在を知った。初めて買ったのがトレビ100。発色が鮮やかじゃないのであまり好きになれなかった。カメラ雑誌の裏表紙に「超極彩」キャッチコピーのベルビア100というフィルムを見つけ購入して撮影してみると、その鮮やかさに息を呑んだ。それからというものベルビア100は自分の常用フィルムとなっている。
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ウラナミシジミ F100 タムロン90㎜ F4 AE ベルビア100
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ウラナミシジミ F100 タムロン90㎜ F4 AE ベルビア100
初期の写真この二点はかなり気に入っている。
一眼レフの魅力といったら、そのシステムの幅広さ自分向きのカメラにシステムを組む事が出来る。海野和男さんの広角レンズ+ストロボの飛翔写真に憧れみようみまねで飛翔写真も撮影し始めた。しかしながらその撮影はかなり難しい。撮影は失敗の連続で、色々試すうちにやっと撮影条件が分かり始めた。中々難しい撮影だが、成功した時の喜びは倍である。
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モンキアゲハの飛翔 F100 シグマ28㎜F1.8 F11 1/60 ストロボ ベルビア100
飛翔写真は日向で撮影する場合シンクロ速度が速いほうが良いシンクロが1/250のF100はその点でも優れたカメラである。

最近F3からF100の使用に戻ったが、ここのところF100の不調が続きAEでは一段アンダーにフィルム感知がなぜかISO1600にと電気制御カメラの欠点が出ている感じだ。

ただそんな点差し引いても一番愛着があるカメラである。
by usubasiro2 | 2006-06-03 23:43 | 機材関連


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