私のカメラ 第一回 ニコンF3

久々の更新となります。色々ありまして撮影に行く事も出来ず悶々とした日々が続いています。しばらく撮影に行っていないので昆虫写真の方は全然。そこで自分の機材の話を・・・。再掲載等のツッコミは無しの方向で・・・。

第一回目のカメラはニコンF3です。

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ニコンF3+トキナー90㎜F2.5 GR-D 1/400 F5.0 ストロボ
このカメラを初めて知ったのは「カメラマン」という雑誌の絶版名機というコーナーでキャッチコピーはスーパーニコン。報道のプロたちも愛用のカメラで、その信頼性からNASAが宇宙に持っていったカメラとしても有名である。記事にはその他に倍率の高いファインダー・巻き上げの滑らかな感触・心地よいシャッター音などについて書かれておりこのカメラに興味を持った。
しかしその頃にはF100を購入して昆虫の撮影をしていて、F3のシャッターの最高が1/2000や1/60のシンクロ速度に不満があった。だが中古店にF3+50mmF1.4付きが置かれており実際に触ってみるとその感触にビックリした。書いてある通りなのである。帰りには「タナカカメラ」の袋にF3が入っていた。店員さんも「このカメラはモードラをつけてガンガン撮影するためのカメラだから、めったな事じゃ壊れない」と太鼓判を押してくれた。

購入して数日フィルムも入れずに空シャッターを切り、その巻上げとシャッター音に痺れたものである。

初めての撮影はタムロン90㎜F2.8Di最新型のレンズを着けて行った。ファインダーを覗いて見えるのは明るく広い視野ピントの山も確認しやすい。F100や展示品で使ったD100とは比べ物にならない良さである。この日に撮影したのが下のイチモンジセセリ。
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イチモンジセセリ F3 タムロン90㎜ F2.8 F4 AE ベルビア100

その後レンズの沼にはまってしまい、とある雑誌のデジカメコーナーでトキナー90㎜の作例を見てその写りのよさに探し始めた。購入したのは今は常連?になった「にっしんカメラ」で専用接写リングとセットだった。それからというものF100の出番が少なくなり殆どがF3+トキナー90㎜で撮影した作品である。
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ツマグロヒョウモン F3 トキナー90㎜F2.5 F4.5 AE ベルビア100
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ベニシジミ F3 トキナー90㎜F2.5 開放 AE ベルビア100
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ウラナミシジミ F3 トキナー90㎜F2.5 開放 AE ベルビア100
トキナー90㎜は最近知った話だとカミソリマクロの異名を持つほど硬いレンズというがこの写真を見る限りはそんな感じはしない。
その後に購入したのがタムロン90㎜F2.5当然マニュアルレンズの方。実際に使ってみるとトキナーとは違う写りをする。
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ツマグロヒョウモン F3 タムロン90㎜F2.5 F4 AE
逆光気味で撮影。バックもやわらかくボケ好きな一枚。レンズの味というのは開放付近が一番出る。F5.6まで絞るとかなりシャープにどのレンズも写る。
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イチモンジセセリ F3 タムロン90㎜F2.5 F4 AE ベルビア100
これもやや逆光気味の写真。前ボケもバックのボケも柔らかく綺麗だ。
逆光で撮影するとややアンダー目に露出が出るがF3はスポットぎみの中央重点測光なので中央に被写体が大きく写っていればほぼそのままの露出で撮影できるし、ややアンダーだなと思ったら暗いところにレンズを向け測光AEロックを使うとうまく写る。露出補正のしやすい電子ダイヤル式のカメラだともっと補正が楽だ。

やや話がレンズ沼の方に脱線してしまった。最近のレンズ沼ですがマイクロ105㎜F4を購入した。純正のマクロレンズは初めてです。移りも評判がいいので作例を載せられたらと思っています。今欲しいレンズとしてはマイクロP55㎜F3.5・Aiマイクロ55F2.8S・AFマイクロ60㎜・シグマの50㎜など標準マクロ。中望遠マクロしかもっていないのでかなり気になるレンズたちです。その次に気になるのがシグマ180㎜F2.8現行品ではなく古いレンズです。F2.8開放値はかなり魅力的。レンズ沼は果てしなく続きます。

F3は一枚一枚巻き上げる感触など、ただ記録する撮影だけじゃなく撮影を楽しむことを教えてくれたカメラでもある。このカメラに出会えてつくづく良かったと思う今日この頃である。

今回は少し海野和男とクラシックカメラを意識して書きました。海野さんほどカメラは持っていませんが少しでも機材の魅力が伝えられたら嬉しいです。
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by usubasiro2 | 2006-05-20 20:49 | 機材関連


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