TG-3の野外撮影はまだシーズン前と言うことも有り被写体不足が否めない。
そこで手持ちの標本を撮影してみる事にした。 メスアカミドリシジミ TG-3 顕微鏡モード 広角端 以前の飲み会にてやまちゃんより頂いたメスアカミドリシジミを撮影、バックが簡素になってしまったがテスト撮影の一環なのでお許しを。 更にズーミング、光学ズームの望遠まで。 TG-3 顕微鏡モード 望遠端 更に更にズーミング。 TG-3 顕微鏡モード 超解像ズーム 注目していただきたいのは翅の縁の毛である。 前翅下部からぱやぱやと生えている毛もしっかり写しこんでいる。 一眼の撮影だと結構苦労する撮影なのだが、手持ちのミニ三脚に固定しただけで、ここまで美しい写真が撮影できる。 もっと拡大できるのでは?と思い更に接近して撮影。 TG-3 顕微鏡モード 超解像ズーム 翅脈の周りはやや鱗粉が少なく感じる。 メスアカミドリシジミ頭部 TG-3 顕微鏡モード 深度合成 このカメラの売りの一つでもある深度合成、ピントをずらして何枚も撮影しカメラ内で合成して出力するモードで、手持ちで撮影したのだがかなり良く撮れていると思う。 通常の一眼レフでも甲虫等の立体的な昆虫を撮影するのに近年も取り入れられている撮影方法だが、一眼の場合はカメラを固定しやや大げさなイメージがあるが、このカメラだと手持ちでもそこそこな写真が撮影出来るのだ。 やや駆け足ではあるがTG-3での標本写真撮影レポートでした。 恐ろしいくらい細部まで撮影出来るカメラなので、今まで何てことなしに見ていた昆虫もこのカメラを通して撮影したら新しい発見がるのでは?と思わせられ使っていて非常にワクワクするカメラである。 (モード変更でISO感度などがリセットされるとか、ストロボモードの選択が不便等の不満もあるが、簡単に綺麗に昆虫が撮影出来るカメラには違いない)
by usubasiro2
| 2015-02-07 15:09
| デジタル撮影
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