ぼやき

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リュウキュウコジャノメ D3 105mm
ポイントも分からないのに梅雨真っ盛りの沖縄に行った時の写真。この日は土砂降りの中コノハチョウ、リュウキュウウラナミジャノメなども撮影できた。

最近自分の中に燻った物があるのでぼやこうかと思う。

元は採集屋(ブログの方がよく言うネットマン)で有った自分であるが、採集は好きだが標本の整理が面倒なのと、標本にそこまで執着が無いと言うのも有るが、撮影のほうが面白くもう十年近くネットを振っていなかった。

今年色々な「蝶屋さん」と出会う機会があり、話をしているとあの頃の興奮を思い出して久々にネットを片手に日本中を歩いてきた。そんな中で参考として各種ブログを見たりするのだが、随分と採集者の扱いが酷くなっているなぁ・・・なんて思った。

曰く「撮影が終わった蝶を採集者が採集していって悲しい気分になった」

曰く「トラップを掛けて蝶を待っている採集者が居て撮影出来なかった」

曰く「採集者がポイントに居て不快になった」

蝶の写真ブログブームの弊害であろうか?有名採集ポイントに撮影屋が入り、そんな事を言っている事に自分は「この人たちは何を言っているんだ?」なんて思った。

昔から有名なら採集者も入っているのは当たり前であり、そんな場所で上記の事を言っても「自分の思った通りに事が運ばない我侭」を言っているようにしか見えないのだ。

それが嫌ならばピンポイントな蝶で無い限り、自分で周辺を探索すれば、自分だけのマイポイントを見つけることが出来るだろうし・・・そうやって自分で産地開拓をするのも蝶の楽しみなのではと思う。

情報化社会の弊害か撮影者・採集者がそこに集中し、周辺を調べないのも問題であろう。

「教えてもらったポイントはここだけ!」と周辺を探索し新たな発見をしようとしないのは勿体無い気がしてならない。

カバマダラにしても自分は文献などの発生環境をあらかじめ調べ、現地に行き人の入っていない産地を見つけている。こういう時の「独り占め」の興奮は何とも言えない物である。

余程なピンポイントで自分が先に入っているなら「撮影をしているので勘弁してください」だの言えば相手は引き下がるだろうし、採集者が入っていれば「少しだけ撮影させて下さい」と言えば譲ってくれる事もあるだろう。しかし上の様な文章を読むと、相手は採集者譲る必要は無い、採集されない方が自然保護!!良いに決まっている!!と言う自分勝手考えが見えるのである。

普通はポイントで蝶屋同士が出会えば

「おはようござます、出てますか?」

「時々来ますねぇ~今年は発生が遅れてるのかなぁ」

なんて言う会話が有るのだろうけど、

最近聞いた話では、下調べも無く頭ごなしに「ここは採集禁止だ!!お前らはとんでもない事をしている!!」等と言う高圧的な撮影者もいるらしく、まるで「撮影をする自分が正義!!採集者は悪!!」みたいな考え方が蔓延っている気がする。

もう蝶屋同士ではなく「採集者」と「カメラマン」と完全に線引きがされている様に見ている。

初めから「蝶屋」ではなく「カメラマン」なのかも知れないが、もう少し自分の欲だけでなく、お互い譲り合う精神を持てないのか?と思って仕方が無い。

自然保護も良いが、蝶好き同士の譲り合いも大事なんじゃない?
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by usubasiro2 | 2013-10-20 12:36 | 雑記


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